社長の鞄持ち研修

佐藤将太(さとう しょうた)
大学 | 専修大学 |
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実施日 | 2008年03月31日 |
こんにちは09内々定者の佐藤将太です。
3月31日に行わせていただきました、インターンシップ、小山さんのかばん持ちの感想です。
よろしくお願いします。
インターンシップを行うにあたっての心構え、目標。
・ めったにない機会なので一日、気をぬかないようにする。
・ 極力、小山さんのお手をわずらわせないようにする。自分が動く。
・ 小山さんの動きをよく観察し、10個以上のことに気付く。
・ 挨拶、返事は元気良くする。
・ 名刺交換を積極的にする。出会った方みんなとする。
・ 空き時間を作らない。小山さんの動きを見ているか、メモ、ボイスメールをやる。
何かするときには、「準備」、「実行」、「反省」この3つが大切で、どれがかけても、うまくいきません。そしてきちんとした反省(復習、後始末)をすることが、次の準備につながっていくひとつの円のようになっていると思います。
今回インターンシップをするにあたり、準備したことは以下のとおりです。
・ 持ち物準備 →メモ帳、携帯電話、筆記用具、名刺、お金、経営計画書、仕事ができる人の心得
・ 質問10個 →小山さん個人のことや仕事のできる人の心得の質問など
・ 当日の流れ →環境整備、小山さんのスケジュールの確認。これだけではよくわからないので、当日の朝、三原さんに詳しく聞く
・ 名刺交換の練習 →素早く、失礼のないように。これも当日、三原さんに見てもらう
・ 09,08,07の方たちのインターンシップの感想を読む。特に失敗談が参考になった。
・ 食事 →すばやく食べる。普段ゆっくりなので要注意。また食べ過ぎるとすばやく動けなくなるのでこれも注意。
・ 当日はたくさん動く →靴底に衝撃吸収マットを入れる。当日までビリーズブートキャンプをやる。
・ 天気予報、雨 →折りたたみカサ、ハンカチ。当日はハガキと小山さんのカバンを濡らさないように気をつける。
・ 天気予報、寒い →Tシャツを着ていく
・ 当日は両手がふさがる →当日は小山さんと私のかばん、カサ、メモ帳を持ち歩くため両手がふさがるため、何かあってもすぐに対応ができないのではないか。自分は荷物も少ないし、ウエストポーチなどのほうが動くのに適しているのではないかと、三原さんにお伺いするも、いろいろな方と会うし、社会人としてカバンの方が良いといわれ、やはり駄目でした。実際、当日に荷物が増え、やはり鞄でよかったです。 当日も何度も的外れなことをし、あせりました。以下、当日の流れを、私の失敗、気付き、小山さんとの会話を中心に報告いたします。
5:30起床
6:15出発
予定の電車を一本乗り遅れてしまう。そしたらずいぶん遅れてしまう。
6:44武蔵野駅到着
駅から走る。途中、三原さんからの電話がありましたが、出られませんでした。すみませんでした。
6:50本社到着
時間ぴったりになってしまう。ずっと走ってきたので、足ががくがく、心臓どきどき(おさまるのに20分以上かかりました)。顔に出さないようにしていましたが三原さんには気付かれる「大丈夫か?」「はい,大丈夫です(ゼー、ハ-)」それからワンポイントマークの入ったTシャツを注意される(ワイシャツの上から薄っすら見える)。時間ぎりぎりに来てしまったため、脱ぐこともできない。インターンシップ中にトイレに行ったときに、いそいで脱ごうと思う。三原さんにしようと思っていた質問もできないまま、インターンシップの目的を読み、すぐに社長室へ。そこでは小山さんが書類にハンコを押されている。両手にはんこを持たれていたのが印象的でした。その後、最初の仕事として、書類にはんこを押させてもらう。すばやく丁寧に、しかし何枚か名前を斜めに押してしまう。そしてこの時、平川さんと早川さんが内定書をもらっていました。おめでとうございます!
7:15一階
勉強会の準備。スクリーンにより国分寺支店、東伏見支店、調布工場の方たちが参加。出席確認。その間、小山さんはボイスメールを聴いている。カバンを小山さん向きに足元に置くが、向きを直される。逆向きに置いたほうがすぐに、カバンを開けやすいことに気付く。
7:30早朝勉強会開始
最初に自己紹介、私と早川さん。そして経営計画書の七精神、経営理念の復唱。リズムがつかめず小声になってしまう。次に小山さんが「仕事のできる人の心得え」を身振り手振りを使い解説し、みんなに当てていく。当てた人は名前に丸をしてチェック。これも眠くならないための工夫だと思いました。以下勉強会のまとめ 1233利益;会社の発展、安定のため自分たちで稼ぐ
1249理由;独自性だけではいけない。真似をする。
1257零細企業;景気の良いとき、利益は大会社から取っていく。発展しなければいけない。
1270わからない;少しずつ繰り返し教える。できるようみなったら次を教える。
最初は挨拶を教える。
1274笑い;笑う人はたくさん失敗している人。自分が体験してないことでは笑えない。笑う人のところに人は集まる。
9アクション;まず一番は成績の良い人の真似をする。素直に真似をしないと失敗する。
24あとで;そのうちやるのではなく、すぐにやる。
40安易;過去の延長線。好きなことだけでは成長しない。嫌いなこと、新しいことにもチャレンジする。
54意見;武蔵野の意見を聞く仕組み→アンケート、同行、日報、飲み会
69言ってはいけない;それは無理です→やりたくないだけ。
84動く;考えるのではなく、現場に行かないと駄目。考えても変わらない。 最後に全員が感想を述べ終了
8:20早朝勉強会終了
東日本銀行へ車で出発。小山さんに「車の免許持ってる?」と聞かれましたが、持ってはいるが、ペーパードライバーで返事に口ごもってしまう。「あ、俺が運転するからいいや」と小山さんに運転させてしまう。聞けば一年半振りとのこと。早めに運転の講習にいっていれば自分ができたのに、本当に間に合ってないです。運転中なので、あまり話しかけないほうがよいかと思いましたが、小山さんのほうから「勉強会どうだった?スクリーンがあってハイテクでしょ?」と話しかけてくれました。
8:30東日本銀行前停車
小山さんボイスメールチェック。2番(もう一度再生)を何度か押していたのが気になった。
きちんと聞きやすい声で、しゃべらないといけないと思いました。以下、移動中、空き時間はすべてボイスメール、又はザウルスをされていました(時間を無駄にしない!)。
8:40東日本銀行へ
私は車内で留守番。駐車取り締まり予防のためでしょうか。あと私に気を使ってくれたのか、ラジオをつけたままにしてくれた。午後から晴れるとのこと。待っている間にやったこと、
・ ワンポイントの入ったTシャツを脱ぐ。ひとつ心配事が減る。
・ ボイスメール確認→2件(三原さんから)
・ ボイスメール返信→2件(三原さん、0809一斉)
・ 三原さんにもらったインターンシップの目的を読む
・ 三原さんの携帯番号を登録
・ 車内においてあった車両チェックのチェックポイントの転記
・ 早朝勉強会の復習
・ 今までのことをメモ
9:35車に戻ってこられる
一心不乱にメモを取っていたところ「いくぞ!」と小山さんが戻られる。ドキッ「お、お疲れ様でした!」完全に虚をつかれました。雨で若干ぬれていましたが、ハンカチも出せず、すぐに移動。小山さんが風邪を引かないか心配。車内での質問「笑うとアルカリ性になるというのは、血の流れが良くなるということでしょうか?」「そうだよ」とのこと。
9:45本社
ここで、トランシーバーと環境整備のプリントを渡される。
9:55環境整備点検開始
小金井支店→メリーメイド→メンテナンス→本社
私を抜いた24名で点検。思ったより大人数。いろいろな企業の方が来ていました。一支店だいたい5分位、移動は徒歩。先頭小山さん、2,3番目に私が歩いていました。雨が降っていて、気温も10度をきっていました。
小山さん「今日は暖かいなー」 皆「はい!とても暖かいです!」私はメモする手が震えていました。小山さんは大丈夫だろうか。温かい飲み物か、カイロを買ってきたほうがいいのではないか。寒いのがわかっていたのに、なんで準備しておかなかったのだろう。隙(スキ)があらばコンビニに買いに行こうと思うも、そんな隙はあるはずもなく駄目でした。午後から晴れてくれたのが救いです。
メリーメイドにて、小山さん「顔がきれい!○!」 (私に)「この前と(メリー)違うだろ」など話してもらいました。
雨が降っていましたが、今日は桜がとてもきれい!女性従業員の方々も、とてもきれいでした。
本社にてメモに気をとられ十数秒、小山さんを見失ってしまう。それからバスへ移動。小山さんのかばんを濡らさないように自分のかばんを上にして持つ。かばん2つ、傘、プリント、メモ、で両手がふさがる。バスについたときに「かばん!」と言われ慌てて片手で渡してしまう。以降3回ほどやってしまう。バスでは小山さんの後ろに座る。
11:00営業部南
バスを降りるとき、かばんを持って降りるが、必要ないといわれ戻しにいく。以降、かばんはずっとバスの中に置いておく。
11:15ホームインステッド府中
信号で列が分断される。小山さん「(道が)ボトルネックになってるから(待たなくても)大丈夫!」
点検終了「残念ながら120点満点!」 移動中小山さんに信号機のボタンを押させてしまう。その他にも扉の開け閉め、切符の購入など、本当は私がやらなければならないことを小山さんにやらせてしまいました。気付きが足りません。 バスの中での小山さんの環境整備の説明。
・ 環境整備はやるだけで業績がアップする
・ 年間13回
・ 抜き打ちは駄目。事前にいう。普通の社員は直前にやるもの
・ 点検のルール:基準は変えない。最初甘くつけたら、ずっと甘くつける。
・ 環境整備で○がつくと社員がうれしい、×がつくと会社のレベルアップになる。どちらにしてもうれしい。
・ 評価は給与、昇給、昇格に直結
・ 評価は○か×しかない。お客様は99点では買わない。買うほうの基準に合わせる。
・ 普通にやれば○がつく仕組み
・ チェック項目21個。15点の項目は定着させたい項目。120点満点
・ 駄目な人;自分のところの点数だけ見る。よい人;ライバルを探す
・ 環境整備点検セミナー;一番体力を使う
12:00国分寺支店
小金井支店そっくり。ちりとりの向きをそろえること→社員の心をひとつにするため。みんなが決められたことをやると心がそろう。整理・整頓・清潔
このとき自分のネームプレートが曲がっていることに気付く。小山さん、バスの運転手に道順指示。車の大きさによって道のりを変える→時間短縮のため。午後になり雨がやむ。
12:30ホームインステッド立川
立川駅南口近く。そして自宅の近く。よくいくゲームセンターのすぐ裏にある。
13:20食事 びっくりドンキー、
小山さんから言われたこと:食べもの、飲み物はいっせいに注文すること。
店内は若干込んでいて10分ほど待つ。その間、名刺交換をするも、バスのかばんのなかに名刺入れを置いてきてしまう。ほかの半分くらいの人たちもバスに置いてきており、財布の中に入れておいた10枚で何とか間に合いました。結局、この日はこのときの8枚しか交換できませんでした。もっと要領がよければ移動中、歩きながらできたのかものわかりません。
食事後の小山さんのお話です。小山さんは野菜にドレッシングは使わないそうです。そして食べれば有機か無機か判るらしい。すごい!
お昼ご馳走様でした。
13:55メリーメイド立川北
小山さんのみ、各支店、店外の繁みなどもチェックされていました。
そしてバスの中、次の東小金井支店まで昼寝の時間。私はその間はボイスメールの確認、メモ、名刺の確認をしました。
14:40東小金井支店 バス内での会話
・ 五月、六月にまた本が出る。
・ 朝ズバの取材が入った
・ 武蔵野は毎日30分掃除をするからきれい
・ 毎日少しずつやることが大事。
・ 三鷹は世界有数の市
・ 長期計画はうまくいかないもの。うまくいったら甘い計画。
・ 衆目評価→モチベーションアップにつながる。
・ 事故を減らすために、安全運転チーム中心に事故防止活動をする。新卒は入社前に講習を受けて、Aを三回取ってくるようにする。
15:00東伏見第二支店
中には誰もいませんでした。定休日は各自店長が決めることができ、変更も可能らしい。
自動販売機でコーヒーが90円で売られていた。世界一安い缶コーヒー。
15:40第三支店
会社見学会を含めてくるのは3回目です。今日は中にたくさん人がいました。
16:10吉祥寺
点検が終わった後、皆さんは電車にて本社へ
16:20小山さんと二人吉祥寺支店に残る
小山さんはパソコンでお仕事。私はボイスメールの確認→0件、今までのことをメモする。
「コーヒーいかがですか?」と支店の人に気を使ってもらう。ありがとうございました。 16:35移動
「よし!いくぞ」と吉祥寺駅へ行きました。予定表より、本社に移動するのかと思いましたが、中央線で新宿方面へ。
電車内で話していただいたこと
・ 休日の過ごし方→ハガキを書いたり、家族と食事に行ったり
・ 平均の睡眠時間→4時間半くらい
・ 今のところ9000歩、約4,5km(当日トータルで5キロ以上歩きました。)
・ ほかの人のインターンシップのこと
聞かれたこと
・なんで武蔵野に入ったのか?
・ こんなにきついと思ってなかったでしょ?
・ 周りの人でもう内定とった人はいるの? それから小山さんの年間スケジュールを見せていただきました。
来年の4月までびっしりはいっていました。 17:00新宿喫茶店
お金を渡されて、一時間くらいで帰ってくるから、コーヒーでも飲んで待っているよういわれる。
喫茶店でやったこと
・ ボイスメール確認→0件
・ カバンの中整理
・ 名刺の確認(顔と名前を一致させる)
・ インターンシップの目的を読み返す。
・ 質問メモの確認→まだまだできてないものがたくさんある。難しい(長い)質問でするタイミングが難しい。
・ 今までのことをメモする→今日一日で26ページになった。
・ 領収書をもらう→宛名、株式会社武蔵野様
トランシーバーの電源が入れっぱなしに気付く(すみません)。
車での失敗を繰り返さないように5:40頃から入り口に意識のアンテナを張る。すぐに動けるようにする。
18:10小山さんが戻ってこられる
電車でまた吉祥寺まで移動。移動途中で、傘を横に持つと危ないから、縦に持ったほうがよいと教えてもらう。カバンと同じ手で持ちやすいように持っていました。また新宿駅内で小山さんに後ろを心配して何度も確認してもらいました。心配かけまいと隣を歩こうとするも、人が多く、小山さんの歩くスピードも速く、斜め後ろを定位置にして、ついていきました。電車の中では自分のカバンは下に置いておくと、いわれたときにすぐに小山さんにカバンを渡せることに気付く。小山さんは電車内では座らずに立たれて、ボイスメールをしたり、話しかけてくれたりし
ていただいていたので、急いで席取などもする必要ありませんでした。そして降りる場所を考えて、車両に乗られていると思いました。
18:50吉祥寺懇親会
武蔵野の方8名と懇親会をしました。席決めのクジで一番末席へ→内心ガッツポーズ。たくさん動くことができました。
飲み会のはじめと終わりに、今日の感想、近況報告を一人ずつ言う。一分±15秒と30秒±15秒。オーバーすると罰金1000円。両方ともセーフでした。そして会社の話、仕事の話、家庭の話など普段は聞けないような話が聞くことができました。飲み会はとてもフラットな雰囲気で、まさか会社の社長がいるとは思えない(すみません)楽しい飲み会でした。
後で聞きましが、それは一方的に話すのではなく、みんなの話を聞くからだよ、と教えてもらいました。
最後にジャンケンに参加させてもらいました。最初の罰金より、勝てば3000円もらえましたが負けてしまいました。でも私は1000円でいいと言われました。そして飲み会のお金は小山さんに出していただきました。ご馳走様でした
20:50飲み会終了
21:10西荻窪駅到着
駅で国立までの切符を買ってもらう。国立に住んでいるということを覚えていていただいていて、うれしかったです。このときトランシーバーと間違えて「インターホンを本社に返してから帰ろうと思いますので、東小金井までで大丈夫です」といってしまう。「インターホンって何?」「こちらです(トランシーバーを見せる)」「次に来たときでいいよ」 ・・・恥ずかしかったです。
恥のかきついでに、聞きづらかった質問をさしてもらう。
「小山さんは今、目標などはあるのでしょうか?」「目標!?水戸黄門になることだよ」そしてその内容をいろいろ話してくれました。とても面白かったです。
21:30小山さん自宅に到着
インターンシップ終了 何度もお礼を言わせてもらいました。本当に楽しくて、名残惜しい別れでした。
感想
一日を通して、疲れを感じさせないほど楽しかったです。短く感じましたが、メモを見ると本当にたくさんのことをしたというふうに思いました。そして全部の支店をまわれたことはすごく幸運だったと思いました。
この報告書はほかの内定者の人にも環境整備についてよく知ってもらいたかったのと、これからのインターンシップの参考になればと、少し長い文章なってしまいましたがご容赦ください(5時間パソコン打って、まだ午前中しか打ててないときは少し心が折れましたが・・・)。しかし最初に書いたとおり、反省(後始末)が大切なので、これもいいことかと思いました。
この報告書で、支店名や皆様の行動に勘違いがありましたらすみません。
当日は上野さん、三原さん、平川さん、早川さん、励ましの言葉をありがとうございました!
小山さん、一日ありがとうございました!
以上でインターンシップの報告とさせていただきます。