社長の鞄持ち研修

岡本 勇輝(おかもと ゆうき)
大学 | 専修大学 |
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実施日 | 2012年06月15日 |
お疲れ様です。13内定者の岡本勇輝です。
6月15日に参加させて頂いたインターンシップの感想です。
よろしくお願いします。
7:00 新宿駅集合
上田さんと合流。アドバイスと名刺交換の仕方を教えて頂きました。
7:25 小山さんにボイスメールを送る
7:30 新宿駅発
上田さんとお別れをして、小山さんと合流するため穂高に向かう。
上田さん、朝から来て下さいましてありがとうございました!
新宿を出発してから小山さんと合流するまでは、ずっと自己紹介を練っていました。
10:23 松本駅にて小山さんと合流
小山さんとは穂高で合流予定だったのですが、松本でいらっしゃったのでとても驚きました。完全に油断していたので、今後はそのようなこともあるというのを頭に入れておこうと思います。
合流してさっそく30分自己紹介をさせて頂きました。終わった後に、「その彼女とは別れて正解。」とおっしゃって頂き、束縛する女性はダメというのを教えて下さいました。
自己紹介後、小山さんはボイスメールやサイボウズのメール返信、社員さんの誕生日ハガキ記入などの仕事をなさっていました。ここで驚いたことが、携帯2台、ザウルス、ipad、を使いこなしていたことです。そこら辺の学生よりも断然ハイテクでした。
また、周りにお客さんがいないとこに移動することで仕事が出来る。お酒は飲めないとダメ。面白くて、バカなやつを採用する=会社は楽しくなければいけないから。といったことを教わりました。
11:42 南小谷駅着(乗換)
11:49 南小谷駅発(1両電車にビックリ!)
車内で小山さんは4日分の日経新聞と小山さんが載っている雑誌を読んでいました。その後私にも雑誌を見させて頂きまして、少しでも学ぼうと必死にメモを取りました。
ここでは1日分の新聞を8分程で読み終わってしまうのに驚きました。また後々わかったことなのですが、小山さんはこの電車に乗っている間は電波が無いこと を知っていたので、わざと新聞を溜めてここで読んでいたそうです。オフラインでも仕事が出来るように、時間を無駄にしないように、常に準備しているとおっ しゃっていました。
12:44 糸魚川駅着(乗換)
12:54 糸魚川駅発
贅沢にも人生初のグリーン車に乗らせて頂きました。
この車内でも、小山さんは常にボイスメールやipadを使い仕事をしていました。
ここでは、学生は武蔵野を辞めるが、社員さんは辞めないこと=学生は武蔵野の凄さ(上場会社の筆頭株主など)を理解していないから。お客様の鞄持ちは2013年11月まで予定が埋まっていること。ボイスメールは1日100件来ること。を教わりました。
また20年使っている、新卒セミナーのマニュアルも拝見させて頂きました。紙1枚のマニュアルなのですが、迫力があり触れるのに緊張しました。
13:40 富山駅着
電車を降りると、もうホームにお客様が迎えにいらっしゃっていました。
富山駅からはお客様の車に乗り、まず本社に向かいました。
移動車内でのお客様と小山さんの会話は、現場を知らなければいいアドバイスはできない。小山さんはお客様を訪問するときは、現状や問題の仮説を立てて伺 う。何事も正しいと思い込むのは間違い。人は知らないことはやりたがらない。社員はいろんなとこを経験させるべき。数字が無いと人は動かない。というお話 をされていました。終始話の内容が難しく理解できないことが多々ありました。
14:00~14:25 本社訪問
こちらは店舗兼本社で、小山さんはお客様に詳しい現状や問題を聞きながら、隅々まで観ていました。
競合とどう差をつけるか、お客様の認知経路を理解すること、利益は未来に投資すること、作業効率を如何に上げられるか、PC画面は二つをまたいで使うこと、が大切だとおっしゃっていました。
14:35~14:45 本店訪問
展示の仕方や値段の付け方などは、お客様の心理を考えた演出をすることが大切だとおっしゃっていました。
15:00~15:20 配送センター訪問
お客様訪問で、小山さんはアドバイスをしているとともに、小山さん自身もお客様から気づきや情報などを勉強されていました。お客様の会社には、実行計画書や作業効率を上げる工夫など、武蔵野を参考にしたものが多々ありました。
15:30 富山空港着
お客様に空港までお送りいただき、ここでお別れしました。
15:35 空港のカフェ
チェックインまでカフェで待機しました。
小山さんはここでも常に仕事をしていて、ボイスメールなどの他に新しく、仕事ができる人の心得の転記作業を行っていました。
17:00 飛行機搭乗
座席が小山さんと離れていたので、機内は気が抜ける時間でした。
18:10 羽田空港着
電車ですぐさま新宿に向かいました。
途中、電車が遅延して一本遅れたのですが、小山さんの移動がとても速く、一本早い電車に乗ることができたので、遅れを取り戻すことができました。また、 「電車で座れるか座れないかは、仕事が出来るかできないかに関わってくるので、とても大事。」だとおっしゃっていました。
19:18 新宿駅着
19:35 新宿のカフェにて取材開始
この取材は、小山さんの時短術についてでしたが、様々なことをお聞きすることができました。小山さんがどのような工夫を日々行っているのか、なにを思って時短をしているのか、貴重なお話をお聞きすることが出来ました。
(内容)
・オンラインとオフラインで仕事を分ける。
・メールの長さでipadとiphoneを使い分ける。
・時間の無駄は徹底的に省く。
・会社のスケジュールは1年間立てるべき。(99%実行している)
・1人で多くの仕事ができるようにいろんな仕事を経験させる。
・ザウルスはスケジュール管理するのにとても便利。
・仕事には体力の他に気力が必要。
・体力が無ければ寝られない。
・手間がかかっている方が気持ちは伝わる。
・一日に感謝する時間を合計すると60分ある。
・時短の目的は感謝をするため。
・講演は聞いている人の反応を見ながら話す。
・スイカを2枚持っているわけ。
・日経新聞は広告だけを見る。
・競馬場の人の数と景気の関係。
・社会と自分の感覚がずれないようにする方法。
・生きた情報が大事で、それはお客様から得られる。
・少数しか知らない情報にこそ価値がある。
20:45 取材終了
本日の仕事はこれで終わりなので、小山さんのご自宅に向かいました。
21:05 荻窪駅着
駅近くの小山さん行きつけのお寿司屋さんに連れて行って頂きました。
本当にどの料理も美味しかったです。小山さんは食材を見ただけで、新鮮か生きがいいかわかるとおっしゃっていました。
21:50 小山さん宅に到着。鞄持ち終了。
感想
本日はインターンシップに参加させて頂きありがとうございました。
小山さんに一日同行をさせて頂いて、とにかく無駄な時間がないことに驚きましたし、普通の人であればそれが無駄な時間だと気づかないだろうな、というとこ ろまで時短をしていて衝撃を受けました。それができるのも、一日の予定を事前に頭で立て、事前準備をしっかりとしているからこそできるのだと思いました し、予定を立てられるのも、過去の経験を意識して蓄積しているからだと思いました。
また、小山さんの時短の目的が感謝の時間を作るためというのに感激しました。小山さんは感謝の気持ちをより伝えるためにハガキを書くことや、ボイスメール を送ることをなさっていて、それをする時間を作るために時短を行っていたのです。人は忙しいと手間のかかることを一番に削る選択をするのに、手間のかかる ことは変えずに時短を選択していることに改めて凄さを感じました。時短すべきことと時短すべきでないこと、その選択が大切なのだと学びました。
本日の学びや気づきをしっかりと私の経験として蓄積し、今後の日々の生活に活かしていきます。
本日は誠にありがとうございました。
以上でインターンシップの報告とさせて頂きます。
株式会社武蔵野 13内定者
岡本勇輝